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こんにちわ。フユカワです。
最近、マスク不足の影響でご自身でマスクを作る方が増えましたよね。
私も実に40枚という個人としてはとんでもないであろう枚数を作りました(笑)
その影響から、ミシンを購入したい!と考える方も多いようですね。
ミシン購入時期として多い入園・入学シーズンももしかしたら9月になるかもしれませんし、
今が買い時なのでは…?
というわけで今回は、小劇団の衣装経験ありで、現在もダンス発表会の衣装担当をするフユカワが、お裁縫初心者さんにおすすめのミシンをご紹介します。
ミシンには種類がある?
ミシンと一言で言っても実は家庭用ミシン、職業用ミシンと種類があります。
家庭用ミシンは、その名の通りご家庭でお裁縫を楽しむためのミシンです。
直線縫いだったり、ジグザグ縫い、ボタンホールを縫えたり…という機能が一台に詰まっています。
パワーはそれほど強くなく、厚手のものを縫いたい場合には注意が必要だったりしますが、とても扱いやすいのが特徴。
趣味や簡単なお洋服を作る程度なら十分です。
対して職業用ミシンはとてもパワーが強いミシンです。スピードも早く、厚手のものもしっかり。安定感があってとてもきれいに縫えます。ただ、職業用は直線縫い専用ですので、ジグザグ縫い等はできません。
お仕事を受けたり、本格的に裁縫をする方向け。
例えば、革やデニム等の厚手のものばかりを縫うのでしたら職業用でも良いとは思います。
ただ、ミシンを初めて買う方、裁縫初心者の方であれば家庭用ミシンで十分。
便利な機能もたくさんついますし、ある程度だったら厚手のものも縫えますから、まずは家庭用ミシンから始めてみましょう!
家庭用ミシンの種類を知ろう
家庭用ミシンにも種類がありますので、簡単にご紹介しますね。
コンピューターミシン
針の上下運動をコンピューターの力で制御します。
液晶モニターがあったり、ボタンや番号を押して操作ができるのでとても簡単。初心者さんには安心です。
縫い模様の種類も電子ミシンより豊富ですし、刺しゅうできるものもあります。
電子ミシン
針の上下運動を電子の力で制御するミシンです。スピードや縫い目の調整はすべてダイヤルで行います。
なので、縫い目の種類は限られていますが、シンプルなので使いやすいです。
電動ミシンと似てるのですが、
□縫い終わりに針が上で止まる
□水平釜
□操作は手元かフットコントローラー
等の違いがあります。
学生時代に家庭科で触れたミシンといえば、想像しやすいかな~と思います。
電動ミシン
見た目は電子ミシンと似ていますが、針の上下運動を内蔵のモーターで行うもので、速度は電圧によって変化させます。
電子ミシンとの違いは
□縫い終わりの針の位置はさまざま
□たて釜でボビンケースが必要
□操作は主にフットコントローラー(今は手元でできるものもあるそう)
昔ながらのミシンといえばこれです。
日本の人気メーカーを知ろう
ミシンを初めて買う方は、メーカーがたくさんあってわからない!てなることもあると思います。
ここでは日本のミシン3大メーカーをご紹介しますね。
JANOME(ジャノメ)
1950年に設立された「蛇の目ミシン工業」さん。JANOMEは愛称です。
実は日本だけでなく、世界最大のミシンメーカーでもあります。
お風呂の「湯名人」といえばご存じの方も多いかもしれませんね。
種類も豊富で、耐久性にすぐれています。
brother(ブラザー)
プリンターやFAXなどで有名なブラザー工業も、ミシン3大メーカーのひとつです。
刺繍用のコンピューターミシンに定評があります。
かわいい刺繍をしたい!保育園や幼稚園の入園準備にかわいいものを作りたい!という方にいいですね。
JUKI(ジューキ)
日本3大メーカー最後のひとつがJUKIです。
家庭用の品質はもちろんなのですが、工業用ミシンのシェアはなんと世界1位!
世界中のアパレルブランドに使われています。
あなたの着ているお洋服も、JUKIのミシンで縫われたものかもしれませんね…。
フユカワのミシン事情
ここであまり興味はないと思うのですが、フユカワの相方ともいえるミシンを紹介しますね。
私の相方はこちらです。
JANOMEさんのCrown Lady 5002。電子ミシンですね。
実はこのミシン、10年以上前に購入したものなんです。
年季入りすぎやば・・・
小劇団で衣装をやっていた時代に、たしか3万円ほどでした。(片落ちだったかで安くなっていました。定価は倍くらいしたのかもしれません。
それから、半年ごとの公演時に使い、劇団をやめてからもコンスタントに洋服を作ったりポーチなどの雑貨を作ったりと活躍してくれていました。
ここ4年ほどは、ダンスの発表会に出るたびに衣装を担当させてもらうので、年に2回ほどはかなりの大人数の衣装製作だったり、かなり手の込んだものだったるを作っていますが、全く壊れる気配がなく、とにかく耐久性の強さを感じています。
そしてマスク40枚製作に力を出してくれたのもこの子であります。
使うたびに新しいものを…とは思うのですが、愛着もあり不便も不具合もないものでまだまだ使い続けると思います。
それから、これは販売終了しているので正直部品の再購入が困難なのですが、その際もめちゃくちゃ親切に対応してくれたジャノメさん。
ジャノメさんの対応素晴らしさと耐久性を体感しています…!
そしてもうひとつがJUKIさんのロックミシン「衣縫人」。
こちらちょっとだいぶ奥底にしまっていて写真が撮れませんでした。すみません!
こちらも10年ちょっと前に購入したものです。
ロックミシンは、生地がほつれない様にかがり縫いしたり、伸縮性の強い布を縫い合わせたりするのに特化しています。
布の端を縫い処理するための道具といわれていますね。
市販のお洋服の裏の縫い目を見ていただくと、これか~!とわかると思います。
劇団衣装時代、10センチ四方の布をパッチワークのように縫い合わせて、舞台幕を作るという今考えても信じられない大掛かりな制作をした際にとにかく役立ちました!!布を切りながらかがってくれるのでほんとに便利でした。
ただ、普通のミシンよりも糸の必要量は半端ないです(笑)
この2つを愛用しております。
ミシンを買う時に気にしてほしい事
私が実際にミシン愛用者ですので、このあたり気を付けた方がいいよ~という点を主観ですがお伝えしますね。
値段
これは皆さんもまず気にされるところではないでしょうか。
もちろん、初めて購入されるうえであまりに高いものは手が出しづらいですし、安すぎるのもなんだか心配…わかります(笑)
もちろん安くてもいいものはありますし、高くても相性が合わなければ意味がないですよね。
その証拠にわたくしのミシンちゃんは3万ほどでしたが15年近くは壊れずに活躍してくれています。
電子ミシンであれば3万円~8万円ぐらいを目安にしてもらえると、割と裁縫初心者さんに必要な機能はついているかと思います。
1万円ほどのものもありますが、機能が少なかったり使いにくかったりするようなので、安すぎるものには注意してくださいね。
機能
例えば「刺繍がしたい」「コンピューターがいい」「縫い目の種類はこのくらいほしい」という明確な機能はご自身のイメージであると思いますので、その他購入時はあまり気にしてないけど、実はあった方がいい機能を愛用者目線でお伝えしますね。
まず、「自動糸切り機能」です。
そう、縫い終わりで糸をハサミなしで切ってくれる夢のような機能…。今私自身も一番欲しいものです(笑)
縫い終わって、ハサミ持って、切って…て意外と面倒くさいんですよ。そして後処理もすごく面倒くさい。
これが付いているだけでかなり作業が楽になります。チェックして買うことを強くお勧めします!!
次に「フットコントローラー」ですね。
現代のものはほとんどが付いているのだとは思うのですが、10数年前はついていない(オプションで付ける)電子ミシンもちらほら。
これがないと手元ボタンでコントロールすることになるので、布を押さえながらは実に大変なんです。
スムーズに作業するためには絶対に必要!
それと「付属品」。
安いものだと付属品は別売りだったりします。あとから揃えるのはかなり面倒くさいですし、結局高くついてしまったりするので注意です。
ミシンを買ってお裁縫する方でしたら、ポーチ等のファスナーを付けるものにチャレンジする日は来ると思いますので、ファスナー押さえは絶対必要だと思います!(私は酷使しすぎて買い足しました)
また、これは販売店の問題ですが、保証期間はチェックするようにしてくださいね!
それから、家庭用ミシンは厚いものを縫うのに向いていないというような感じで書いてしまいましたが、それでもある程度は大丈夫です。もし店頭で買う場合は、「デニムだとどのくらい縫えます~?」とか聞いてもらえれば教えてくれますので、参考にしてください!
フユカワが選ぶ初心者さんにおすすめのミシン
というわけでここからは今おすすめのミシンを紹介します。
JANOME パルシェル NP3000 【コンピューターミシン】
パルシェルシリーズの中で最上位のモデルがこちら。
「この機能あったらいいな~」を実現させたのだそう。
ポイントとしては
□6段階の押さえ圧が付いているので厚手/薄手、最適な押さえ圧にできるので仕上がりがきれい
□直線縫い、ジグザグ縫い、文字ステッチ合わせて300種類のステッチ
□ダイレクトボタンがついて、ボタンひとつですぐ縫える
自動糸切り機能だけでなく、ワンアクション糸通し機能搭載で、LEDもついているのでとても使いやすそうです。
さらに付属品も、フットコントローラーや多数の押さえ、ボビンなどもついているので、届いたその日から簡単に使い始められますね。ワイドテーブルが付いているのも魅力的です。
これだけの機能・付属品があれば不自由ないかと思います。
初心者さんや、そこまで裁縫が得意ではないよ~という方におすすめです。
brother LS800 【コンピューターミシン】
コンピューターミシンに定評のあるブラザーのミシン。
液晶が大きく見やすいですね。
こちらのポイントは
□押さえと送り歯が従来品より長く縫いやすい
□下糸を簡単に巻ける
□ダイレクトボタンがついて、ボタンひとつですぐ縫える
ステッチは20種類と少なめですが、自動糸切り機能などはついているのでシンプルながら便利で使いやすそうです。
上記にも書きましたが、下糸を簡単に巻けるのは(ボビンに5~6回巻いたらあとはボタンひとつだそう)相当素晴らしい機能だなと感じます!下糸を巻くのって、自分で様子見ながらやるので結構大変なんですよね。
糸掛けガイドもついているので、ミシンが初めてという人も使いやすい機種です。
※こちらはフットコントローラーが付いていません。
付けられるかどうかの記載もありませんので、確認中です。
急いで買われる際は、販売店の方に確認してみてくださいね。
JUKI HZL-NS45E ホワイト【コンピューターミシン】
コンピュータミシンですが、限りなくシンプルな機能のみを搭載したモデルです。
JUKIさんのミシンはなんだかシュっとしていて、かっこいいですよね。
かわいいよりもクールなデザインにこだわる方におすすめ。
□ボタンの大きさに合わせた穴がかりが自動で縫える
□比較的厚手のものも縫える
□コードリール式(これは地味に便利だと思います!)
自動糸切り機能・自動糸通し・自動止め縫いと、シンプルなのに縫うのに便利な機能は搭載。
付属品もたくさんついていますので、こちらもすぐ使い始められますね。
フットコントローラーは別売りになっていますのでご注意ください◎
ミシンで手作りを楽しもう!
とても難しそうと思われがちなミシンですが、実はそんな事はなく慣れてしまえばとっても簡単。
(実は私も、通常の学校授業でしか習っていません!独学…というかやりながらおぼえました!)
手作りができると世界でひとつのものや、自分の好きなものができて、とってもウキウキするんです!
ぜひ皆さんにもハンドメイドを楽しんでいただけたらうれしいです!
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